インプラント治療とは?
虫歯や怪我などで欠けてしまった歯を人工の歯で補う方法としては入れ歯やブリッジが広く知られています。
しかしこれらの方法では安定性にかけていたり、丈夫な歯を傷つけなければならなかったりとさまざまなデメリットがあるものです。
しかし、そんなデメリットもなく丈夫な人工歯を取り付けることができる方法が注目されています。それがインプラント治療です。
この方法ではチタンで作られた人工歯根を顎の骨に埋め込むことによって固定します。
その上で人工歯を取り付けることによって安定した状態を長期間維持することができるのです。 入れ歯のようにぐらつくこともありませんし、ブリッジのように両隣の歯を傷をつけることもありません。
その耐久性は驚くべきほどで、平均で20年以上使用することができるといわれています。 入れ歯が5年程度、ブリッジで10年程度と考えればインプラントが優れているのは明らかです。
このインプラント治療では手術が行われます。手術は行う回数によって1回法と2回法の2種類があり、 負担の大きさや成功率の高さなどが異なります。
手術となると不安に感じる人もいるかもしれませんが、 麻酔をしっかり行うため、痛みを感じることはありません。また、麻酔がなかなか効かない人、 苦手な人などには静脈内鎮静法という新しい方法を利用する医療機関も増えています。
安全で耐久性に優れたインプラント治療。 人工歯根を埋め込めば天然の歯とほとんど変わらないくらいの歯ごたえやかみ合わせを得ることができます。
欠けた歯の治療法としては理想的な方法なのではないでしょうか。